礼拝説教
/2026年5月23日、24日 「聖霊降臨祭」礼拝説教要旨
「聖霊、神の愛」
民数記11:24-30、使徒2:1-21、ヨハネ
20:19-23
聖霊降臨祭(ペンテコステ)は、クリスマス、イースターと並ぶ教会
の三大祝祭日の一つです。教会は今日、聖霊が弟子たちに降り、教会が
誕生したことを記念して、この日を祝っています。
使徒言行録には、このとき弟子たちが、自分たちの知らない国々の言
葉で語り始めたと記されています。そしてこの出来事によって、福音が
世界へ向かって開かれていきました。しかしペンテコステの中心は、弟
子たちが特別な能力を身につけた、ということではありません。大切な
のは、神の恵みが、すべての人に向かって開かれたということです。
本日のヨハネによる福音書の日課で、復活のイエス様は、弟子たちの
真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われました。そ
して弟子たちに息を吹きかけて、「聖霊を受けなさい」と言われます。
そしてその上でイエス様は、弟子たちに、人々へ赦しを告げる務めを託
されました。そして弟子たちは、自分たちがまず赦された者たちでした
。
聖霊降臨によって、本当の意味でどんなことが起こったのか、私たち
には完全には分かりません。しかし確かなことがあります。それは、閉
じこもっていた弟子たちが、外へ向かって語り始めたということです。
彼らは決して立派な人たちではありませんでした。しかし弟子たちはイ
エス様の十字架の前に逃げ出したものたちでしたが、イエス様は十字架
から立ち上がって、彼らに手を差し伸べられた。そして、その赦しを受
けた者として、今度は他の人々へ赦しを語る者とされたのです。
ペンテコステとは、特別な人だけの祭りではありません。聖霊によっ
て、赦された者たちが、今度は赦しを語る者として遣わされる。その出
来事です。
二千年前、弟子たちは聖霊によって押し出され、世界へ向かって歩み
始めました。わたしたちもまた、教会として、またひとりひとりとして
、神様からその言葉をゆだねられています。「あなたがたに平和がある
ように。」その主の言葉を受けて、私たちも共にここから遣わされて行
きましょう。